まふゆさんの最近のデスクワーク

まふゆのシナプス観察日記, 経験談・小話

 

 

わたしの始業は毎朝9時30分。
そこから夕方までほぼずっと、ひたすらデスクワークが続く。

 

シナプスはITの会社だから、わたしだけじゃなく、オフィスじゅうのほとんどみんなが、長いあいだデスクに座っている。
ものを「作る」だってデスクワーク中心だ。

 

ただ同じように座っていても、見ているものはそれぞれちがう。
コードをがりがり書く人、ExcelやPowerPointで資料を作る人。
社内システムを開いてずーっとテンキーをたたく人もいる。

 

最近は仕事の幅がずいぶん広がってきたから、わたしの想像できないものの前に座っている人もいるのかも。ロボットとか。
いいよねロボット、かわいいよね。こないだ泊まったホテル、フロントにロボットがいたからついいっしょに遊んじゃって。

 

(……じゃない、仕事だ仕事)

 

わたしはといえば、このところもうひたすら文章、文書ばっかり作っている。
見ているのはだいたいテキストエディタとWord、そしてこのペーパーレスの時代に紙だ。

 

いまも、とある社外向け資料をパソコンで作りつつ、手元にはたっぷり10枚の裏紙と、ふといボールペンを置いている。
なんだかんだ、ぐりぐり手で書きながら考えるのが、いちばんまとまるタイプなのだ。

 

さてこの資料、会社のことをがっつり紹介するもので、けっこう書くことが多い。
指定のフォーマットに目次として質問事項がいっぱい並んでいて、それが経営理念に沿革、主力サービスの紹介、強みのアピール、人材育成方針、などなど、なかなか欲ばってくる。

これを1からぜんぶ書いていたら、たいへんな時間がかかってしまう。
そこで関係者でうちあわせて、まずはみんなで、これまでシナプスで作られたいろんな資料の中から使いまわせそうな文章をかき集めて、コピー&ペーストした。
これを1つのきれいな文書にととのえるのが、今日のわたしの大きな仕事だ。

 

とりあえずウォーミングアップに、ちょっとマウスを動かせば済むところからはじめる。

 

(えー、まずはフォント指定、はいはいMS明朝で半角英数字Centuryね。
サイズは見出し12pt、それ以外10ptにしてくださいと……)

 

いろんなところからコピペしてきているから、フォントも当然ばらばらだ。
さくっと統一する。

 

(英数字、まちがいなく全半角まじってるよねー、あと丸かっこもぜったい。と、インデントと)

 

くりくりスクロールしていると、文が1つぱっと目に入る。

 

「当社はこの経営ミッションを達成すべく、今後とも邁進して参ります。」

 

これはもう定番だ。
「参る」と「まいる」、「致す」と「いたす」、必ず混ざってくる。

 

おなじ言葉でも、かなと漢字、1つの文章の中で使い分けるのは問題ないとおもう。
ただ、コピペで寄せ集めたときに起きる、もとの資料を作った人のクセのちがいで、とくに意味もなくばらけちゃうところはなんとかしたい。

 

(お、「または」と「又は」がまじってる、めずらしい)

 

考えていたら、ななめ前でぴぴぴぴ、とタイマーの音がした。

 

「みなさん、ストレッチタイムですよー」

 

シナプスの社労士、浅尾さんが声をあげる。

 

シナプスでも、社員の健康はもちろん大切なテーマだ。
そのあたり、浅尾さんや社長の藤本さんがいろいろ考えているらしく、地道にいろいろためしている。

 

というわけでこの1週間は、おためしでストレッチタイムを導入中だ。
とりあえず、11時と14時と17時、1日3回タイマーが鳴って、みなさん思い思いのストレッチをどうぞ、というラフなスタイルで。
まわりの人も、ぼちぼちと背中のストレッチなんかやってみている。

 

デスクワーカーばっかりのオフィス、みんな体がこってしまいがちだ。
少なくともわたしは、もう背中ばっきばき。

 

とりあえず、腕をのばして肩を真後ろによせて、肩甲骨をぐーっとほぐす。
ただそのあいだもやっぱり、気になってパソコンをちらちら。

 

(あ、ここJ WALDのホワイトペーパーのコピペだな。
「製造業の方ならこんなご経験が」って思いっきり書いてある。
今回の資料読むの、製造業の方に限らないからなあ)

 

つづいて頭を左腕でかかえ、左肩のほうにぐっとかたむける。
空いている右手は、マウスをもって画面をスクロールする。

 

(これは新卒採用のやつだな、書き方が急にやさしくなってるもん。
と、こっち社員向けのやつだ、外に出しちゃいけないこと書いてないよね)

 

(んー、ていうかここの文章、今回の資料とテーマは似てるけど、質問の答えにはぜんぜんなってないな)

 

(似たような文が何回も出てくる、この辺も整理しよ。
……にしても、この書き方じゃさっきのとこと矛盾してるように読めちゃわない?)

 

マウスからボールペンに持ちかえて、気になるところをぜんぶ紙に書き出す。

 

前に作った、似たようなテーマの文章を使いまわす。
それはいいんだけど、あくまで似たようなだから、今目の前の資料にぴったりはまるとは限らない。

 

それに、ばらばらのところから持ってきた素材を寄せ集めると、だいたいきれいにはくっつかない。
1つ1つ調整して、うまくくっつくようにしてあげないといけない。

 

そのうえ、シナプスは変化の速い会社だから、去年作った文章はもう使い物にならなかったりする。

 

今度は椅子に浅く腰かけなおして、右脚をのばし、つま先をもって、ひっぱる。
こっていることに気づきにくい、太ももの裏によーく効く。
ただキャスターつきの椅子でやるときは、伸びのいきおいで椅子が後ろに転がっていかないように、ちょっと気をつけないといけない感じ。

 

1度作ったものをちゃんとひとところに集めておいて、何度も再利用する。
これは文章だけじゃなく、どんな仕事でもぐっと進めやすくなる、大切なことだとおもう。

 

でも再利用するときはちゃんと、その素材がそのまま、いま求められているものにあてはまるのかを考えて、手を加えるべきところは加えないといけない。
まるっきりコピー&ペーストしてはいおわり、にすると、ちぐはぐでつかえないものができがちだ。

 

(むかし作ったものを活かしつつ、いまにぴったりにリメイクする。
これなかなか、くせになる楽しさなんだよねー。
……っ、あ。あー……)

 

なんて考えながら太ももを伸ばしていたら、椅子がごろんと後ろに転がって、おもいっきりお尻が宙に浮く。

 

・・・

 

寒くなるこれからの時期、こりは深刻な問題です。
肩こりからくる頭痛をさけるべく、家でもオフィスでも一生懸命体をほぐしています。

 

それと、工場にいるロボットアーム、かわいくてすきです。

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この記事を書いた人

まふゆさん

“まふゆさん”の中の人。
大阪オフィスの管理部門でこつこつ働きつつ、
ときどき社内ライター兼校閲ガールを務める。
本とお酒とNHK Eテレ「きょうの料理」が好き。

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