リモートワークでは意識的にセロトニンを増やしましょう

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「お疲れ様です。ごめんなさい、カメラオンでお願いしていいですか?
 ……あ、お変わりないですね」
「実はちょっと太ってしまって。運動不足ですかね。
 健康診断までに何とかしようとは思っています」

「ふふ、お願いします。
 では早速なんですけれど、昨日1日の流れを、朝起きたところから時系列で話してもらっていいですか?」
「えっと、そうですね、朝起きて、顔を洗って着替えて、すぐPC立ち上げて、朝イチのグループミーティングに入りました」

「ふんふん、朝ご飯抜きですね。ミーティングで何か話しました?」
「いえ、昨日はずっと聞いているだけでしたね。
 夕方に進捗確認の夕礼があるんですけれど、そこで一言報告したくらいかな。
 ミーティングの後は……」

「……で、0時に就寝されたんですね。すぐ眠れました?」
「横になるとすぐに眠くなるたちなんです。気づいたら寝てました」

「いいですね。じゃあ昨日はずっと家の中ですね。普段外には出ない方ですか?」
「食料品は週末にまとめ買いしていたので、今週はまだ外に出ていない気がします」

当社の人事は最近、社員との面談をランダムに設定して話を聞くようにしています。
カメラをオンにした先に映る顔から得られる情報は、リアルに会って伝わってくる情報よりは少ないけれど、それでも声だけでのコミュニケーションよりは伝わるものが多くなるように思います。

最近の面談を通して、リモートワーク生活のメリットをうまく活用している面がある一方で、ちょっとした歯車のずれが起こりつつあるのに気づかされることもありました。
そしてそこに、どうもセロトニン不足が1つの要因として関わっているように思います。

セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつですが、精神の安定や安心感、平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に動かすための鍵であり、ストレスに対しても効能があります。
別名幸せホルモンとも呼ばれ、やる気や幸福感にもつながっていると言われています。

このセロトニンを生成するには豆類や乳製品等トリプトファンを含む食品の摂取が欠かせないのですが、バランスの良い食生活ができていればおそらくここはOK。

更に、セロトニンは日の光を浴びること、人と接することでも増加すると言われています。リモートワーク下で減っているのは明らかにこの2つではないかと思います。

日の光、特に朝の光はセロトニン神経を活性化させてくれますので、1日中家にこもっている人も、朝は少し早くに起きて、ぜひ朝日を浴びてもらいたいです。

また、リズミカルで単調な有酸素運動もセロトニンを活性化させますので、歯車のずれが気になり始めた社員には、朝のウォーキングを勧めています。

朝日を浴びると睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まって体が活動を始め、さらに、目覚めてから14~16時間後に再度メラトニンが分泌されて良い睡眠へと導いてくれますので、眠りに問題を持っている人にもお勧めです。

あと残る1つは、人との接点の創出。

人によっては、1人に慣れている、1人の方が楽だという話も聞きますが、私たち人間はそもそも、集団生活を選択することで種として生き延び、繁栄してきたという歴史をもっています。
それをたったの1年で、個で生き延びるヒョウになれなんて、土台から無理な話ではないかと思っています。

ヒトという生物である自分を知り、自身の体としっかり対話をしながら、これからの仕事の仕方を考え直してみませんか。

個体差はありますので、見つめ直した結果、1人で健康的にやっていける人もいるでしょう。
ご家族との関係がセロトニンを生んでいる人もいると思います。

でも、何かが上手くいかなくなったんだよね、と感じてモヤモヤしていたら。いつも声だけのWeb会議でカメラをつけてみたり、勤務先への出社が制限されていなければ、たまにはオフィスに出てみませんか。
人の存在を感じるだけでも、変わるかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

浅尾 美佳(あさお みか)

食べてしゃべって走る、特定社会保険労務士。
使命は社内平和と世界平和。
ジョージ・クルーニーの嫁に憧れています。

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