わたし VS ひとりよがりコミュニケーション

まふゆのシナプス観察日記, 弊社の取り組み

【まふゆのFCS観察日記】~FCS社員ブログ~
文系OL“まふゆさん”が、FCSの取り組みや日常の1コマを題材にしたお話をお送りします。

 

おはようございます。ブログ原稿作成中のまふゆさんです。

 

このブログがスタートして、そろそろ1年がたちます。

わたしも記事を書き、ほかの方のコンテンツづくりにも、いくつか参加しました。

 

それからわたし、ブログ以外にも、広報や採用の文章をちょこちょこと担当しています。

 

原稿をつくるときは、とりあえずのアウトラインを頼りに、なにも考えずひと息に書ききり、ひと晩寝かせて細かいところをなおすようにしています。

ひと晩おいた原稿を読んでみて、いつもびっくりするのが、自分の書いたものがひどくひとりよがりだということです。

 

人に読んでもらうための文章が、ひとりよがりなのは困るのですが、そうでないものをつくるのはけっこうたいへんです。

 

ということで今回は、わたしとひとりよがりとの戦いの記録をお送りします。

 

・・・

 

1.

読み手はだれで、その人になにを伝えたいのか、はっきりさせてから文章を書きましょう。

 

基本中の基本なのに、油断するとすぐとりこぼされるポイントです。

それも、やったつもりでとりこぼしているのがほとんどです。

 

新卒採用のパンフレットに載せるから、読み手は就活中の学生さん、と決めるだけで満足して、学生さんってどんな人なのかはよく考えていない。

 

このときの文章は、たいてい学生さんのお面をかぶった自分に話しかけています。

業界用語や社内用語をへいきで混ぜて、会社説明会で聞かれそうなことにはひとつも答えていなかったりします。

 

なにを、も同じです。

うちの会社のいいところ、なんてふわふわしたことばでテーマを出した気になっていると、サービスと歴史とあとオフィスからの景色もいいし、と思いついたことをてきとうに盛りこんだだけのとっちらかった文章ができあがります。

 

これじゃ学生さん読めない。もしくは、だからどうしたって思う。

 

ということで、学生さんってどんな人、いいところって具体的になに、を整理します。

わかりにくい言葉をおきかえて、学生さんの興味のありそうな話を足して、いらないところをがしがし削ります。

 

2.    

『FCSは歴史と実績があっていろんな立場の人が力をあわせて働いていて海外にも拠点があってさらにIoTにも挑戦してるから、すごい会社だぞ。いい会社だぞ』

 

A「だから」Bだぞ、と断定した文章には、ぱっと見だまされます。

特に書いた本人は、「いい会社だぞ」という結論が先にあって、そこに海外やIoTを理由として持ってきているから、筋が通っているとおもいがちです。

 

でも、よく考えてみると、いろんな立場の人が力をあわせて働いている「から」いい会社、だということがほんとうに正しいのかは疑問です。

ここで、自問自答です。

 

いろんな立場の人がはたらいているってどういうこと?

男性、女性、若手、ベテラン、ITスキルの高い人、英語が得意な人、障害のある人、家族の介護でいそがしい人、みんながおたがいの立場を理解してはたらいていること。

 

いい会社ってどんな会社のこと?

業績がよくて、社員が元気で、お客さまに評価されていて、社会貢献もできる会社。

 

いろんな立場の人が力をあわせて働いていると、どうしていい会社になれるの?

人それぞれの個性を活かして、ひとりじゃできない発想ができるから。

 

ひとりじゃできない発想ができると、どうしていい会社になれるの?

……。

 

やりはじめるととまらない問答ですが、だいじな作業です。

「おたがいの立場を理解する」ってなに? としつこくぐるぐるやっています。

 

A「だから」Bだということが、自分の中では常識だけれど、ほかのひとにとってはちがうということは、けっこうあります。

それどころか、自分の考えが間違っていて、実はAだからといってBとは言えないということも、実はかなりあります。

 

一見本当のようにみえるA「だから」Bを疑わないと、筋の通らない思いこみを、人におしつけてしまいがちです。

 

3.

ここまでやると、「わたし、自分の書いてることぜんぜんわかってない」と気づきます。

 

読んでほしい人のことを知らない、その人になにを伝えたいかもふわふわしている。

伝えたいことを決めても、その伝えたいことがほんとうに正しいのか、なぜ正しいのかわかっていない。

 

それで書いたものを人前に出すなんて、ひとりよがりもいいところ。反省です。

 

文章力はコミュニケーション力とよく言われます。

たしかに文章はコミュニケーションのツール、それも不特定多数の人の目に触れるツールです。

 

会社の名前を出してするコミュニケーションが、ひとりよがりではいけない。いけないのだ。

それくらいの厳しさで、このブログもつくっている、つもりの、まふゆさんです。

 

(この記事は、FCSの取り組みを元にしたフィクションです。
登場人物・エピソードはすべて、“まふゆさんの中の人”の創作です)

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まふゆさん
この記事を書いた人

まふゆさん

“まふゆさん”の中の人。
大阪オフィスの管理部門でこつこつ働きつつ、
ときどき社内ライター兼校閲ガールを務める。
本とお酒とNHK Eテレ「きょうの料理」が好き。

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