リモートワーク下での人間関係構築~シナプスの取り組み

シャローシのお仕事, 人事・労務, 働き方改革

「わ、小山さんじゃないですか! お久しぶりです。1年以上ぶり、ですよね?」

シナプスイノベーションでは、私たち管理部門の社員は週に1~2日出社していますが、開発部門の社員はほとんどがフルリモート勤務。出社は必要に応じていつでも可能ですが、昨年4月の緊急事態宣言以来、1年以上出社していない社員もいます。

久しぶりに出社してきた小山さんのところには、いつもは違うグループで働いている人も大勢話しかけに来ていました。業務上の話は都度チャットで交わしていますが、顔をみると脳の違う回路が働くのか、せっかくだから聞いておこうという話題がいろいろ浮かんでくるものですね。

厚生労働省が発表した「テレワークの労務管理等に関する実態調査(速報版)」によると「テレワーク(在宅勤務)で感じた課題」の従業員側の回答トップ2項目として、「同僚や部下とのコミュニケーションがとりにくい」、「上司とのコミュニケーションがとりにくい」が挙げられています。

出展:「テレワークの労務管理等に関する 実態調査 (速報版)」

リモートワークにおいては、業務上必要のある最低限の相手とにコミュニケーションが限定されがちで、人間関係の広がりに欠ける傾向があります。リモートワークを始めたばかりであれば、過去に築いた信頼貯金があるからそれでも業務をこなすことができていると言われていますが、信頼貯金を取り崩す一方ではいずれ限界が来ます。

それに、リモートワークを始めてから入社してきたメンバーは貯金できていないところからのスタートです。すると、企業はだんだんと新しい仲間を迎えることに消極的になり、発展の道を失ってしまうかもしれません。

当社では人間関係の構築を、原則それぞれのグループに任せています。

例えば、Web会議を常時接続していつでも声を掛け合える環境をつくっているグループでは、ちょっとしたことでもすぐに質問や確認ができ、スムーズに業務が進むと聞いています。また、リモートワーク開始後に立ち上げた部門では、エンジニアのワイガヤ報告会のような夕礼を行っており、メンバーの人柄を互いに理解することにもつながっているそうです。

出社していたら見聞きできる情報が入ってこないのもリモートワークのデメリットの1つ。そのデメリットをカバーするためにチームで日報を共有しているグループもあります。メンバーの経験を追体験することで自身の経験値以上の成長につなげることもできているようです。

また業務外では、新人歓迎会をリモートで実施しました。まずは全員で同じWeb会議に集まって一方向のプレゼンテーションを聞いた後、10名程度のグループに分かれてのインタラクティブな会へ。

グループセッションではリモートで楽しめるゲームの企画もあり、普段は接点のない他拠点の社員とも話すことができる、リモートならではのメリットも。社員同士のつながりを通して会社への帰属を意識することができるひと時となりました。定期的にこのような会を実施することも効果がありそうです。

人間関係の構築というテーマからは少し逸れますが、リモートワークを開始した少し後から、週に1回の全社朝礼も行っています。
代表の藤本がこの1週間のトピックスや社員の日報からのピックアップを全社員に向けて発信することで、会社が向かっている方向性を共有する場です。この朝礼を通して社員は会社を継続的に理解し、業務に就くことができているのだと感じています。

リモートワークを前提とした新しい信頼関係の積み重ねは、これからますます重要になってくると考えています。

グループ内での関係構築は緊急性がありますのですぐに取り組んでもらえますが、同じメンバーでつながるだけでは広がりが生まれません。緊急性は高くないけれど将来に向けた展開を生じさせる種まきも必要です。

新人歓迎会で生まれたような意外な組み合わせを発生させる仕組み、例えば週に1回ランダムに組まれたグループで常時接続しながら仕事をするなんて企画も面白いのでは、などと腹案を温めております。

 

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この記事を書いた人

浅尾 美佳(あさお みか)

食べてしゃべって走る、特定社会保険労務士。
使命は社内平和と世界平和。
ジョージ・クルーニーの嫁に憧れています。

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