男性でも、管理職でも、育児休暇を取り、在宅勤務できるという話

Marketings & Systems, 仕事効率化, 経験談・小話

シナプスイノベーション マーケティング室の長井です。

私は自他ともに認める「子煩悩」です。
あらゆる飲み会のお誘いを「いや、子供を風呂に入れないといけないので……」と断ってきました。
仕事が終わると、まっすぐ帰宅します。功を奏して(?)最近はまったく飲み会の声がかかることがありません。

2018年12月、そんな私の家に、第二子(次男)が誕生しました。

その月、私はたった1日しか出社しませんでした。

次男が産まれるやいなや、私はまず配偶者出産休暇を1日取り、その翌日から在宅勤務で家事育児と仕事を両立しました。

ちなみにその年の4月には、妻のつわりがひどかったので、私が長男の世話をするために在宅勤務をしたことがあります。
4月の在宅勤務の話はこちらです。

「在宅」宣言した翌営業日から在宅勤務を始めた管理職の話
https://www.synapse-i.jp/public-relations/2018072812210

妻と次男が入院中の数日間、家では2才でイヤイヤ期の元気な長男と、私の二人っきり。その環境で仕事をするのはかなり大変でした。
(家が近い義母にだいぶフォローしてもらって乗り越えました)

Web会議では、長男の元気な声が入らないように、マイクのミュートのオンオフを駆使。
電話するときには、リビングで長男にテレビを見せておき、私だけそ~っとリビングを抜け出して電話しました。

手の込んだ資料作りや企画などは気が散って手が付きませんでした。
なので、別の仕事をしようと割り切り、競合製品をWebで調査して整理するなどの「インプット」や、部下からあがってくる成果物に対する「フィードバック」、部下の仕掛中の仕事の「進捗確認・相談・指示」、関わっているプロジェクトへのグループウェアでの「意見出し」に集中しました。
これくらいなら、子供を見ながらでも難なくできました。

部下とのコミュニケーションは、常にWeb会議をつないでおいて、いつでも声をかけあえるようにしたので、ほとんど問題ありませんでした。

「私がオフィスにいないと回らない仕事」はほとんどありません。普段から部署内の「多能工化」を進めているからです。

「多能工化」についての話はこちらをご覧ください。

有給休暇を取りたい?だったらホワイトカラーも「多能工」になろう
https://www.synapse-i.jp/public-relations/201712168265

社外の方とのWebミーティングも、在宅で問題なく行うことができました。
Tシャツ・パーカー姿で参加しても、私が「子供が産まれて在宅中なんです、こんな格好でスミマセン」と言うと、「それはおめでとうございます! (在宅できるなんて)いいですね」というふうに言ってもらえました。

産院から妻と次男が返ってくると、また違った苦労が訪れました。
土日、平日問わない「寝不足」です。次男が夜泣きするからです。こればかりは、コーヒー、紅茶をがぶがぶ飲んでしのぎました。

12月の最終週から翌年1月の第1週までは、「パパ育休」を取りました。育休といっても正月休みに毛が生えた程度の短い休みですが、子供の成長をじっくりと見ることができました。
ただ、2人の子供の世話はめちゃくちゃ大変で、休んだ気はしませんでした。仕事にだけ集中するほうがどれだけ楽か。

男性の「育休」には様々なメリットがあります。もしよければ2年前に私が初めて育休を取ったときのこちらの記事もお読みください。

男性の育児休暇のメリット・デメリット
https://www.synapse-i.jp/public-relations/201701093880

と、いうわけで、へとへとになった年末でした。
そして年が明けてからも、寝不足になりながら、周りにサポートしてもらいながら、がんばっております。
子育てが落ち着いたら、サポートしてくださった皆さんに恩返ししようと思います。

そして、どうぞ皆様におきましても、私のような子育て世代を支援するシナプスイノベーションという会社を、温かく応援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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長井
この記事を書いた人

長井 建(ナガイ タケル)

株式会社シナプスイノベーションのマーケティング担当。毎朝、嫁に寝ぐせを直してもらっている。
座右の銘は「仕事は遊び、遊びは仕事」。奈良の前方後円墳のふもとで育った。

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